ニサケゲーム(NISAKE GAME)

【宅建の間違えた問題に戻る日が、勉強できる曜日に合わせて出る!】

間違えた問題の番号を入れると、勉強できる曜日だけに、戻る日を並べた表が出ます。
どの問題集でも、紙の過去問でも、番号を入れるだけです。

▼ なぜ「解いて戻る」のか

【戻る日の表を作る】

令和8年度の宅建試験は 10月18日(日)13時〜15時(登録講習修了者は 13時10分〜15時)。不動産適正取引推進機構の発表より。
勉強できる曜日
一度に入れた番号は、みな同じ日になります。日が違う問題は、日を変えて分けて入れてください。
1行に1つ

番号が手元に無いときは、例の番号で表の形を見られます。

【同じ時間なら、読み返すより「解く」ほうが、数日後に残っていた!】

学び方の研究をまとめた Dunlosky ほか(2013)は、学生が自分で使える10のやり方を選び、役に立つ度合いで「高・中・低」に分けました。読み返しとマーカーは、学生がよく頼るやり方なので選んだ、と書かれています。ここでは、「低」だった中から3つと、「高」だった2つを紹介します。

評価が「低」だった3つのやり方

1. 何度も読み返す 評価「低」
読み返しでも、覚えは増えます。ただ、自分で「なぜ」を問う・自分で説明する・解く、と直接比べると、いつも下でした。著者は、ほかのやり方と比べて成績の上がり方がずっと小さいことを、「低」にしたいちばんのわけに挙げています。読み返しそのものは、時間があまりかからないやり方です。

2. マーカーを引く 評価「低」
調べられた多くの場面と人で、成績をほとんど上げませんでした。考えて答えを出す問題では、かえって下げるかもしれない、とも書かれています。引くこと自体は、ふつう害にはなりません。困るのは、ほかのやり方に使える時間を取ってしまうことです。

3. まとめノートを作る(研究では「要約を書く」) 評価「低」
要約が上手な人には、役立つことがあります。ただ、多くの人は練習が要ります。どんな問題に役立つかも、結果が割れています。直接比べると、読み返しよりは役立つこともありました。研究で調べたのは「要約を書く」ことです。教科書をきれいに写すノート作りと、同じではありません。

著者のまとめ:読み返しとマーカーは、多くの学生が使っています。でも、成績を安定して上げません。読み返しの代わりに練習テスト、のように、別のやり方を使うのがよい、としています。

代わりに:解いて、間をあけて、また解く

解く(練習テスト) 評価「高」
年齢・教材・テストの形・覚えておく期間が違っても、同じ向きの結果が出ています。答え合わせ(正しい答えを見る)をつけた練習テストは、読み直すより良い、という結果がとても安定しています。過去問を解いて、解説で答えを確かめるのは、この形です。

間をあける(分散学習) 評価「高」
同じ量を勉強するなら、続けてやるより、日をあけるほうが長く残る、という結果が、年齢や教材をまたいで出ています。どれだけあけるとよいかは、どれだけ先まで覚えておきたいかで変わります。

1回正解しても、すぐには外さない

上の表の決め(日数は、このページの決めです)

研究の断り:ここに挙げた研究の多くは、学生(大学生が中心)が、単語・短い文章・雑学を覚える実験です(Cepeda ほか 2008 は 18〜72歳の大人)。宅建の試験そのものを調べた研究ではありません。どれだけ点が変わるかは、人と教材で違います。

このページについて

  1. このページは無料です。登録も申込みもいりません。使っても、お金がかかることはありません。
  2. 点が上がることを約束するものではありません。表は、戻る日の目安です。
  3. 試験の日程は、必ず公式の発表(不動産適正取引推進機構)で確かめてください。このページは、試験を行う団体とは関係ありません。
  4. 読み物の研究の多くは学生を対象にしたもので、宅建の試験そのものの研究ではありません。
  5. 「アプリ版(準備中)」のボタンの物は、まだ売っていません。押しても、お金も入力も要りません。
  6. iPhone の Safari では、7日ほどこのページを開かないと、端末に残した物が消えることがあります。カレンダーに入れておくと、日付は残ります。

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出典の一覧

  1. 不動産適正取引推進機構「試験日程」(令和8年度 宅地建物取引士資格試験)https://www.retio.or.jp/exam/schedule/ (試験日時・登録講習修了者の時間)
  2. Dunlosky, J., Rawson, K. A., Marsh, E. J., Nathan, M. J., & Willingham, D. T. (2013). Improving students' learning with effective learning techniques: Promising directions from cognitive and educational psychology. Psychological Science in the Public Interest, 14(1), 4–58. https://doi.org/10.1177/1529100612453266 (要旨 p.4–5・表1 p.6・表4 p.45・3.4–3.5/4.4–4.5/7.3–7.5/8.4–8.5/9.2/9.5 節)
  3. Roediger, H. L., & Karpicke, J. D. (2006). Test-enhanced learning: Taking memory tests improves long-term retention. Psychological Science, 17(3), 249–255. https://doi.org/10.1111/j.1467-9280.2006.01693.x (実験1 p.250–251・実験2 p.251–252)
  4. Cepeda, N. J., Vul, E., Rohrer, D., Wixted, J. T., & Pashler, H. (2008). Spacing effects in learning: A temporal ridgeline of optimal retention. Psychological Science, 19(11), 1095–1102. https://doi.org/10.1111/j.1467-9280.2008.02209.x
  5. Karpicke, J. D., & Roediger, H. L. (2008). The critical importance of retrieval for learning. Science, 319(5865), 966–968. https://doi.org/10.1126/science.1152408 (本文・図の説明)
  6. Wilander, J. (2020, March 24). Full Third-Party Cookie Blocking and More. WebKit Blog. https://webkit.org/blog/10218/ (Safari が、7日ほど使われなかったサイトの端末の保存を消す話)